なぜ建設会社の社長がうなぎの養殖を始めたのか?: VUCA時代を生き抜くリーダーが大切にしていること

「FARM 型リーダー」という言葉をご存じでしょうか?
FARMとは、これからのリーダーに必要な要素である、Flexibility(臨機応変さ)、Acceptance(受容する力)、Reliability(誠実さ)、Multifaceted perspectives(多角的視点)の頭文字を取っています。同時にFARMには、〝育成する場所〟という意味も込められています。この考え方は、仕事に取り組む姿勢や信念、人材育成に大きな影響を与え、最終的な成果につながるものです。
本書を仕事や日常生活で役立てていただければ幸いです。そして「FARM型リーダー」となり、未来を切り開いてください!
もくじ
第1章 「あなたと仕事がしたい」と言われる人はどんな人か?
第2章 よかれと思ってしていたN G習慣
第3章 「頼られるリーダー」の意外な特徴
第4章 「頼られるリーダー」が実践するマイルール
第5章 部下を「ヒーロー社員」に変えるアクション
著者プロフィール
熱田 敏広 (著)
株式会社ケンショウ代表取締役
1966年、大阪府寝屋川市に生まれる。
観光専門学校を卒業後、タイペイホテルチェーンに就職。その後、不動産会社に転職。
1991年、バブルがはじけたことを機に不動産会社を辞め、父親の見習いとして職人人生をスタート。3年後に独立し、熱田設備興業を設立。
当時は社員が少なく、電気工事は仲介業のみ。その状況を覆すために「自社で設計施工ができる会社になろう」と経営を見直す。
2005年、有限会社ケンショウを設立。その後、機械設備工事全般を請け負う株式会社となる。売上20億円の企業に成長した。
現在、5つのグループ会社を有しており、社員数はグループ全体で約100名。その業務は、建築設計監理、水道・空調工事、化学工場設備の設計・施工、水溶性銀イオンの販売、農産物の生産・加工・販売など多岐にわたっている。