アート・写真

0歳から100 歳まで、老若男女101人が描く「夢」を、とびきりの笑顔の写真とともにご紹介。

日本の未来に、自分の将来に希望をもてる人ともてない人の格差を憂い、"希望格差社会" の根絶を目指して立ち上げた一大プロジェクト。その第一弾として開催した写真展の展示作品をまとめた写真集。2021年に刊行した話題作に続く第2弾。0歳から100歳までの方の夢や人生が詰まっています。

ぜひ、ページをめくってみてください。そして一人ひとりの「自由」「力強さ」「表情」「愛」「勇気」に触れてください。きっと、勇気が湧いてくるはずです。

ここで展開するのは、私が多摩美術大学で教鞭を執り、行った授業の内容です。

とにかく、今までの教科書には書いていないことを「オモシロ、オカシク」語るのがわたしの授業であり、いわゆる完成した「美術史用語」など用いず、私の感性で勝手に作り上げた言葉遣いも登場するから、「厳密な美術史授業ではないと」形式主義者は眉を顰めるだろう。

どうぞ顰めてください。私はあくまでも若い学生諸君に、作品に接し、その内包する世界に少しでも接近してもらいたいだけだから。

ここらでその証しに、授業で行った「教科書に書かれていない美術史」をまとめてみようと思い立った。

学生曰く、「最初、近藤先生は"変人"だと思いましたが間違っていました。甘かった。先生は、実は"大変人"でした」と。

季語や五・七・五の規則にとらわれず、自身のリズム感を大事にした「自由律俳句」を詠んだ漂泊の詩人・種田山頭火。

中谷隆夫の実践と論考集
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これでいいのか、日本の美術教育