女性に選ばれる会社の新・健康経営: 職場改革は生理・PMSケアから始めよう

女性の「見えない不調(生理・PMS[月経前症候群])」は経営リスク!
働きにくさを放置すれば、生産性も人材も失う時代です。
そんな組織に未来はありません。
生理・PMSなどによる労働損失は年4911億円!
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生理・PMSのつらさに無関心な職場では、
女性は定着せず、育たず、活躍することも簡単ではありません。
本書では、女性の働きにくさを理解し、女性の体調に寄り添った職場をつくることで、
能力を発揮してもらい、組織も成長させる方法を豊富な事例とともに解説します。
もくじ
序章 私が起業した理由 ─ 女性の体験を社会課題に変えるまで
第1章 なぜ今、女性への健康投資が求められているのか
第2章 生理・PMSから学ぶ、女性の体と心
第3章 誰でもできる、生理にやさしい職場づくり
第4章 勉強会がつくる、生理に寄り添う社内文化
第5章 「社内制度の構築」で生理に寄り添う文化を定着させる
第6章 ピルとオンライン診療がもたらす新しい選択肢
第7章 生理を理解する企業が、日本を変えていく
著者プロフィール
坂梨亜里咲
mederi株式会社 代表取締役
明治大学卒業後、ECコンサルティング会社でマーケティングと運営を担当。2014年より女性向けWebメディアのディレクター、COOを経て、2018年に代表取締役就任。
2019年退任後、自身の不妊治療経験を背景に、望むタイミングで妊娠・出産・キャリア実現できる社会を目指し、mederi株式会社を創業。オンラインピル診療「mederi Pill」や法人向け福利厚生「mederi for biz」を展開。
2025年、オンライン診療サービスを手がけるレバレジーズ株式会社に参画。同年、女性活躍推進テクノロジー協議会を設立し、企業向け健康経営セミナー、政策提言、表彰制度「Woman's Empowerment Award」などを通じ、女性が働きやすい社会づくりに尽力。
監修者プロフィール
吉村泰典
産婦人科医/慶應義塾大学名誉教授
1975年、慶應義塾大学医学部卒業。米国ペンシルバニア病院、 ジョンズホプキンス大学などを経て、1995 年、慶應義塾大 学医学部産婦人科教授。2014 年、慶應義塾大学名誉教授に 就任。
2013~2020年、安倍内閣で内閣官房参与(少子化対策・ 子育て支援担当)を務める。
臨床現場、医学教育の傍ら、日 本産科婦人科学会理事長、日本生殖医学会理事長、日本産科 婦人科内視鏡学会理事長など学会理事を歴任。2015 年より 福島県立医科大学副学長。
